かにゃん まみ 物書き兼絵描きの〜日記や自作を紹介したりするブログ〜

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りゅうちぇるさんの突然の死はあまりにも悲しい……

タレントのりゅうちぇるさんの突然の死は、性別マイノリティに関して特に関心の深い私にはショックな出来事だった。

だいぶ前になるが、性同一性障害というものの存在が印象強く周知されたのは上戸彩が演じる金八先生第六シリーズなのではないだろうか。
もしご存知のない方がいたら是非とも見ていただきたいシーズンである。

あれを見ると色々な感情を持つし、改めて性別とはなんなのだろうか。
性同一性障害とはなんなのだろうかと考えさせられる。

心の性と体の性が同じにならなくなったのは
赤ちゃんがお腹の中で成長する過程で起こるものと言われていた。
他の要因もあるのかもしれないが、自我が女であれば体が男であることは苦痛だろうし、逆もしかり……。

花も色々な色の花があるし、人間だって色々な肌の人がいる。
性同一性障害を知った時から私はそれは花の色などの違いと思えばいいのだろうなとそれくらいなものなのではないだろうかとも思うようになった。
それは性同一性障害に限らずすべてのものに対しても今はそう思っている。

今は昔に比べて知られるようになったものの、全くそれがない時代だったら、当事者の苦悩はどれだけのものだったか。
想像を絶するものだったに違いない。

今の私は過去の私よりも、どんな生き方をしようともその人はその人で色々な個性を認めたいと思う。

そんな風に思うのは自分は過去にふとした拍子にこうあるべきであるという考えに囚われてしまうことで色々な人を傷つけてしまったからだ。

マイノリティはマイノリティという形で社会に浸透しつつある今だからこそ
りゅうちぇるさんのような方の存在は自分はこうだったんだとはっきりと認めて、それは勇気のある行動でそうだったのかそれは大変だったなと思わせた。

ご結婚されていたお相手もそれを認めてパートナーとして生きて行くという流れになっていたのでお相手の方の心の広さにも凄いなと思っていた。

何が原因の自死なのかはわからない……。
私が勝手にマイノリティーに関する事で亡くなったのかなと推測してしまっているのかもしれない……。

自分の生き方を主張した時に周りから受ける風辺りがきつかったのかな
とか……。

でも少なくとも私は自分の生き方を見つけたんだね。ちゃんとカミングアウトして立派だな。
と思っていたので、そんな彼がそのことで周囲から傷つけられていたとしたら、そしてそれが今回の自死に繋がっていたとしたら、とても残念に悲しく思う。

まだまだマイノリティーにはきつい社会かもしれないが、私は徐々に少しづつみんなが覚醒して
自分の生き方を進み、少なくともそれを認めてくれる社会が作られて行くことを切に望んでいる。

関係ない話かもしれないが、先日子供の三者面談で自分の子供が「~(私の子供)さんは本当に男女の差別のない人です」というのを聞いて、誇らしく感じたばかりだった。

時代は動いています確実に……。
私が男尊女卑を感じていた昭和の昔の時代に比べたらずっとずっと望む世界になっている。
だからどうか、みんなも らしさ をなくさないで欲しい……。
どこかできっと理解してくれている人がいるに違いないから。