かにゃん まみ 物書き兼絵描きの〜日記や自作を紹介したりするブログ〜

かにゃんまみ という物書きだったり時々絵描いたりする奴の ぼっちなブログです。

この世の業のようなもの

自分が望む物、望むように叶って欲しい。という人生は、ある程度叶っていると思う。

私が叶ってないなんて言ったら怒られてしまうな。と思うことが幾つか思い当たるし、その願いが強ければ強いほど何か引き寄せる力があるような気がしている。

しかし事が人間関係となるとちょっと変な気分になる。
ついてないというか、タイミングが悪いなとか自分が過去に捨て去った割り切ってしまった人もいる……。

もちろん大切な友達はいる、感謝したい恩人や仲間もいる。
ネット上だけではあるが、大切になりつつある人もいるし、まだリアルに会ってはないけれど大切にしようと思う人はいる。
また会う機会をもらえてそれから更にその人を思い浮かべてより親近感が湧いた創作仲間の人もいる。

けど自分がこれは業ではないか?と思える人間関係がある。

それは何かしらの場面で庇ったり助けたり仲間に引き入れたりした人に相当手痛いしっぺ返しをされるというものだ。

この法則だけは全く裏切ることなくくる。

それから私は誰かを助け、その人を仲間にしようとしたり、仲良くしようとしたりするのを止めようと思った。

まぁもうそういう場面もないと思うので、その法則は数年前に終わったと思うのだが。

ふとある日思った。

一体何故その法則が起きるのか。
私は庇った相手に憐憫の情を感じていたのではないだろうか。

また、どこか決して自分の事は裏切らないだろうという甘えというかエゴみたいなのがあったのではないかと……。

ここ数年は自分の中のエゴを少しでも薄める(無くすことは無理なので)ことを考えたり、なるべく損得関係なく自分がそうしたいなとかそう思っている事をなるべく自分の言葉で素直に相手に伝わるようにコミュニケーションはしようと思ってはいる。
相手の気分を害する言葉はなるべく使わないようにしようと考えることもある。

でも、でもね、それもやりすぎると疲れてくる。

だから、あんまり自分をいい人だと思ってもらえるようにとか、良い顔するということがなくなった気がする。

その方がきっとありのままでいいのかもしれない(^^;

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