私の子育て世代は子供が減少していく中の一つの流れなのだろう。
ここ最近は朝の登校班や学校のPTA自治会すべてにおいて、なりてとなる人がいなくなりつつある。
もともとその流れはあったものの、それらが顕著に表れるようになってきたのだ。
どこからが少子化の根源なのかまで話が遡ると、脳みそのキャパの少ない私には限界がきてしまうので、それは考えないとして……。
私の後の世代がとにかく就職氷河期が半端ない世代であることは確かだ。
とにかく生活に余裕がないと言う風に感じる。
親の世代と私より年上世代、年の下の世代がお金の使い方が全然違うのだ。
上の世代はこの前のフィギュアスケートを趣味としている人たちの主な年齢層で、とにかく、時間はないけどお金はある。という世代?
そしてお金がない稼げないとなると何に影響されるかというと、少子化である。
少子化になると将来働き手がいなくなる。
もしくは我々が本来定年と位置づけされていた年齢以降も働かなければならなくなる。
当然、昔専業主婦であった人がやっていた自治体の役員や小学校や中学の公立の役員なども時間的余裕がなくなり、できなくなってくる。
そして子供の数が少ないとそれだけ役員が回ってくるのが速くなる。
そこで私はふと思うのだ。
もう専業主婦である人の方が明らかに少ないのだから、そもそもほぼボランティア感覚でやるという思想そのものがもう崩壊してるのではないか。
一度でも働いたことがある人ならわかるだろう。
働いてお給料をもらってしまったら、自分の労働力を換金したいという発想になるのは当然なのだ。
仮にもし自治会の役員やPTAの役員がお給料をもらえるとなるとどうなるだろうか。私はむしろなり手が増えると思う。
このご時世もう思想が完全に隅々まで恐らく資本主義なのだ。
それゆえに災害などのボランティアを除いた ボランティア という言葉でなんと無償で働かされていた人が多かった事か。
今年とうとうPTAの成り手がどうしても一人決まらなかった。
たぶんこれは今後も加速していくのだろうと思う。
私はもう少し福祉に国がお金を出すべきかなと思う。
じわじわとその波は来ているのだが(高校無償など)まだまだ遅いかなと思っている。
子供の減少に伴い、これらの役員も恐らく今後も減少、なくなっていくのだろうと思う。