BL小説ではあまりないのかもしれないですが、サイドキャラクターが結構多いです;
長い間連載していたのと色々な人が交錯して行くのでその中の登場人物も多いわけですけれども……。
霧宮魅来はこの世界にある数少ない女性たちを大事に育てている宮殿の女性です。
女性は護られる存在で、優秀な男子としか結婚も彼女たちのお付きの人(ここでは側近)になれません。
宮殿の中でも魅来は上級女性で、霧宮家と神咲家の人たちは交流がありました。霧宮も女性を多く出産させるための研究をしていて、神咲家の守や隆二がそれにまつわる研究(守は生物で隆二は医療関係です)をしていたので関りがありました。
魅来は子供の頃から守に片想いをしているが故に、自分の側近にさせたくて画策します。
そしてその彼女を一番近くで見守っているのが彼女の側近の白蓮なのです。
彼は彼女に忠実で彼女の言うことは絶対に服従です。
宮殿で側近としている男性はみんな女性に忠実なのですが、守だけは型破りな性格で、魅来の思うようにならないのですが、それが彼女には新鮮だったのかもしれませんね。
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